可逆睡協会講師の片山です。
コロナの影響からすっかり変わってしまった生活に
ストレスや不安を感じている方も多いかと思いますが、
身近な悩みとして、
外出時や、勤務中のマスク着用による肌トラブルに悩む方も多いのでは?
また、マスクのゴムがあたる耳からの頭痛や肩こりに不快症状を持っている方もいるかと思います。
今回は、マスクによる肌トラブルと改善方法と、
頭の講師として頭皮から見るマスクによる頭痛や肩こりの影響をお伝えしていこうと思います。
目次
お家で学ぼう【マスク編】
マスクによる肌トラブルの原因と対策方法
マスクによる肌のトラブルに悩んでるというお話を耳にします。
そこで、肌トラブルの原因と対策方法をお伝えしていきますね。
*肌の乾燥
*ザラつき
*肌荒れ(ニキビ)
*ほうれい線や口角の緩み・・・
今や、外出時や仕事にてマスクは欠かせないものになっていますが、
なぜマスクをしている事と肌が関係するの?
という疑問について簡単に説明していきます。
まず、肌の乾燥や肌荒れについてですが、
マスクをしていると、
マスク内は蒸れますよね。
これって一見潤っているような気がしますが、
実はその反対!!
マスクを外すと、それまで蒸れて湿度の高い状態から、低くなる事で急激に肌に付着していた水分が蒸発し、
肌の潤いまで一緒に奪われるため、乾燥が進行し肌あれを招きます。
また、肌の乾燥状態が続くと、肌のバリア機能が低下します。
(バリア機能・・肌表面にある角質層がうるおいを蓄え乾燥と外部刺激から肌を守る役割)
角質層表面の皮脂膜がこの役割をしているのですが、
乾燥した外気や、痒みで肌を掻くことで破壊されてしまいます。
ですから、マスクと肌の接触する肌の摩擦でも肌は乾燥してしまいます。
また、蒸れたマスク内は雑菌には居心地の良い場所ですので、
口周りのニキビや吹き出物トラブルも出やすくなります。
本来なら、
肌に優しい素材のマスクを!と言いたいのですが、
マスクが品薄の中、そうも言ってられません。
マスク着用後は、
クレンジング洗顔を丁寧に行い、水分と油分の保湿をしっかりしていきましょう!
不織布マスクは蒸れやすいので、肌の弱い方などはガーゼを挟む・こまめに口周りを拭き取るなどの対策をして下さいね。
マスクによる肌の緩みと口元のシワ・たるみの原因
マスクを外した時、
「あれ?」
「なんだか顔がたるんでるような気が・・」
なんて感じた事ないですか?
それは、マスクがというより、
口元が見られないという事から表情が緩むのが原因なんですよ。
ゴムのズボンやスカートを履いていると、ウエスト周りが緩んでくるのと同じで、
顔の筋肉を緩めたままだと、顔のたるみや老け顔の原因になりますよ。
口の周りには口輪筋といって表情と関係の深い筋肉があります。
これは、頬の筋肉と繋がっているので、口輪筋の緩みはほうれい線や顔のたるみの原因となるんですよ。
あなたのマスクをしている時、口を閉じていますか?
見えない部分でも口元に緊張感を持つように心がけましょう!
余談ですが、ステイホームで家にいるとリラックスしすぎて顔の筋肉も緩みがちですよ。
そんな時は、鏡を見て顔の筋肉を動かすストレッチがおすすめです。
マスクによる頭痛・肩こりの原因と頭皮からのアプローチ法
マスクで、耳が痛くなったり、頭が痛くなった経験はありませんか?
マスクを付けている方の頭皮を触ると、
耳付け根上部に小さなコリが見られます。
これは、マスクをしていると耳にかかるゴムが
頭皮を緊張させて起こる、耳周りの筋肉の緊張の現れです。
そしてその筋肉の緊張が、耳から側頭部・こめかみの筋肉が引っ張る事で、
頭皮が硬くなり血行が悪くなることで頭痛原因となります。
マスクのゴムによるわずかな力でも、
ずっと一定の負荷がかけられている事での違和感で食いしばりをしてしまったり、
側頭筋が硬くなり緊張型頭痛を引き起こしてしまうんですよ。
そんな時は、湯船に浸かりながら耳上周辺を優しくほぐしてみてください。
円を書くようにほぐしながら、
口を大きく開けたり、閉じたり、唇を尖らせたりする事で、
口輪筋のストレッチにもなり、緊張した側頭筋の緩みにも効果的ですよ!
今後、サロン営業を開始できる時期になる時の為に、
マスク疲れ解消メニューなんかも準備しておいてもいいですね!
参考にしてみて下さいね。